下北沢KILLERS様との共同企画で製作させて頂きました渾身の一着を紹介させて頂きます。
※商品名をクリックして頂くと商品ページへ移動します。
古くからのパンクファン、パンクマニアの方ならご存知だと思いますが、
こちらは80年代に一世を風靡したBOY(= BOY LONDON) ジップシャツの完全復刻品となります !!
なんて思われるかもしれませんが、現在当時のオリジナルアイテムは皆滅多にお目にかかれない状況です。
今回は単に復刻と言うわけではなく当時を知る方にぜひこのようなパンクの服で再び興奮して頂きたい !
さらに現代のパンクファンの方々にはこのダイナミックでわかり易いパンク服に少しでも触れていただきたい !
という思いをしっかりと詰め込み製作させていただきました !!
制作者互いにオリジナルのジップシャツを隅から隅まで観察し、細部にまでこだわる決意を固めました。
一説にはミリタリーコンバットシャツが使われていたという記述が残っております
(BOYの初期カタログ "BLACKMAIL First edition (C) 1980" にも記載あり)
過去にいくつかのオリジナルジップシャツを見てきましたが、かなりの高確率でミリタリーシャツを使用しています。
70年代後半から80年代初頭に活動していたBOY以外のパンクブランドでも、
ジップシャツにはブラック(染め済み !?)やカーキを中心としたミリタリーコンバットシャツが使われておりました。
今回はあえて上記シャツを使用しておりませんが、当時のものに限りなく近い生地で制作しております。
(かなりこだわった生地を使用しておりますのでご購入後は1~2度お洗いいただいてからの着用をお勧め致します)
それと80'S BOY ZIP SHIRTの最大の特徴と魅力でもあるこの迫力ある連発デカジップに注目していただきたい。
ジップ装着にあたりオリジナルシャツを忠実に再現し縫製作業はしっかりと行っておりますが、
当時のものとはボディーサイズが異なるためジップのバランス感を第一に考えました。
今回の復刻は2サイズ展開ですので相当な苦労と困難があったと思われますが、
ユーイチ君の持つパンクの感性と長きに渡るパンク服製作の経験により見事に不安は解消されました。
絶妙なバランス感覚で並んでいる命とも言えるこの8本のデカジップをぜひ店頭でご覧下さい !!
さらにフロントのメインボタンと袖口のボタンにもこだわりのカラー&スタイルで完全復刻をアピールしております。
ボディーカラーの公式名称はBLACK NAVYとなります。
当時のジップシャツやカタログ、インターネット場で確認する限り完全なブラックボディーは見当たりません。
(あくまでも推測ですがミリタリージャケットを染めた際、完全なブラックにならなかったのでは、、、と考えます)
これに関しては最後まで協議をしましたが忠実に復刻をするという観点から名称はBLACK NAVYに、
実物のジップシャツはブラックと言っても間違いではないので安心してご購入いただける鉄板カラーとなります。
その他にも着用時のシルエットを考慮し、日本人向けに着丈とアームホールの調整をしております。当時物ではきつめだった首周りも首元のボタンを締めても着用出来るように調整しました。
こちらはどちらも僅かな修正ですがメリットのある微調整だと思います。
古き良きを大事にしたい商品ですので、当時物の良さを失わない絶妙なサイジングで仕上げております。
ご自身で詰めやすいように折り伏せ縫いでは無くあえてロック処理を選択しているとのことです。
制作にあたりこだわった故に大変な作業となってしまったのが裾のマチ部分とジップ周りのジグザグステッチ部分。
この2箇所の再現はとても大変な工程でしたので試行錯誤の連続でしたが、
仕事を正確にクリアーしていく彼の技術と精神により忠実に再現することが可能となりました !
さらに今回は衿のジップのみたたきつけで制作(これ重要なのです。その他のジップは内側から縫製されています)
最近ではあまり見かけない珍しい仕様の袖口のあきも究極に再現されております。
最後に今回の作品にはふたつのネームタグが付いております。
ひとつは99% is SHIT..の商品に通常使用している通称ピンクタグ。
これは衿のジップを開きますとそのピンクタグがちょこっと顔を出してくれます。
当時のBOYやSEDITIONARIESの洋服らしいユーモアあるギミックになっております。
それとは別に今回の商品の為に製作された"OF LONDON, LTD."タグ。
知っている方なら納得いただけるかと考え、このような意味深なオリジナルタグの制作に踏み切りました !
こんなところもエンジョイしていただければと思います。
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